Freaks Store Kyoto

Freaks Store Kyoto

Chuo-ku, Kyoto
2025 _Delivered
photograph by cinema inc.

「百好店」

ますます情報化する現代において人々の価値観の細分化は加速し、それぞれが自分の「楽しい」「面白い」を率直に、純粋に求めています。
情報技術の中で好きを好きなだけ探すことのできる現代こそ、オンラインにはない未知の「好き」が発見できるリアルな場や、オリジナルな自分を探し、楽しみ、表現できる場が必要とされています。我々はそれを「百好店」と呼ぶ事にしました。提供者、働く人、そしてゲストの好きが集まり、それらを受け渡す中で未知の価値に気づくことができる商店です。

様々な趣向・シーン・そして多くの商品量を内包できる空間/多くの体験シーンの連なりを実現し、発見のきっかけをできるだけ多く提供できるプラットフォームとして、映画スタジオのセットをフォーマットとした構成としています。
現代では一人一人がカメラを持ち、シーンの集積として自分が主役の映画を撮って楽しんでいるかのようです。皆、テーマやカテゴリーを超えて組み合わせることで、バランス感覚の中に自分らしいシーンを探しています。
人々にとって印象に残るシーンのバックグラウンドをFreaks Storeの「好き」と掛け合わせて作ることで「ハプニングと出会う舞台装置」をつくり、ゲストが自分の映画を撮り発信したくなるようなオリジナルな場になっていくことを目指しています。

10代の頃に聴いていた音楽や、通い詰めていた古着屋や恋人・友人と過ごしたレストラン、、これらにまさる印象的な場所は多くはないでしょう。そこで何を知ったか、好きになったか、誰と何を話したか。そういったかけがえのない経験がその場所の印象をつくり、忘れ難いものにしています。
ここは変わりつづけるセットの中で、いつも変わらないコミュニケーションが存在する場所です。
ユースを中心としたゲストが通い、青春のシーンを刻めるような溜まり場へ、そして共に生きた「好き」の場所になってもらえるよう、そのきっかけをデザインしました。